「CD売上減は違法アップロード原因」はレコード会社の責任逃れ?

投稿日 | 8月 16, 2010 | コメントは受け付けていません。

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音楽ファイルを違法にアップロードし、ファイル共有ソフトでダウンロードできる状態にしていた男性が約540万の損害賠償金と、遅延損害金の支払いを東京地裁に命じられた。

音楽業界はこれが警鐘となり著作権侵害が撲滅できればとしている。(「音楽ファイルを違法アップ 個人に540万円支払い判決の衝撃(J-CASTニュース)」より引用)


CDの売り上げが落ちたのは、パソコンや携帯電話への音楽配信が主流になってきたことや、そもそも90年代~2000年代前半の売れ行きが異常だっただけだ、などと説明できるが、大手レコード会社幹部は、音楽ファイルの違法アップロードも、売り上げ全体の10%近くに影響を及ぼしていると考えているという。

そこでこのたびの措置になったわけだが、違法アップロードが減ったところで、果たしてCDの売り上げは回復するだろうか?

CD全盛の時も、ラジオで流れる音楽をカセットテープやMDなどで録音する「エアチェック」や、CDから別の媒体にコピーするということは普通に行われていた。

また、そのようなコピー文化が、音楽ファンの裾野を広げ、むしろCDの売り上げに貢献していたのではないかとも考えられる。当然、違法アップロードにも同様のことが言える。

そもそもYouTubeなどの動画共有サイトには多くの音楽がアップロードされているが、それはどう解釈するのだろうか?

もしかすると、売り上げ減を違法アップロードのせいにするのは、レコード会社幹部の「責任逃れ」なのではないだろうか? 企業の幹部は営利を上げることで、自分達の存在意義を会社の内外にアピールするわけだが、現在の売り上げ減は、その地位を脅かしていることだろう。

売り上げ減の主因は普通に考えれば、急変するコンテンツビジネス環境なのだが、そう言ってしまうと、時代についていけない自分達の無能さを晒すことにもなりかねない。そこで、違法アップロードという「犯罪」を、売り上げ減の責任のスケープゴートに祭り上げたと推理するのは飛躍だろうか?

もちろんこれは勘繰りに過ぎないが、レコード会社がなければ音楽ファンが音楽を楽しめないわけではない。なぜ売り上げが下がってしまったかという発想で物事を考えるのではなく、今後、消費者に、どのような価値を提供できるかという発想で考えなければ、幹部だけではなく、レコード会社自体の存在意義が消滅してしまうだろう。

(ikoishy)

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(参考リンク)
音楽ファイルを違法アップ 個人に540万円支払い判決の衝撃(J-CASTニュース)
音楽業界「CDが売れないのは割れが原因。ダウンロードも取り締まる法律を作るべき」(痛いニュース(ノ∀`) )
音楽ファイルを違法アップで逮捕者について津田さんと周辺のつぶやき(togetter)

ikoishy
83年生まれ♂。文筆業が本業のつもりの自由業者。東京在住。中央線、西武線沿線によく出没します。
ブログ http://d.hatena.ne.jp/ikoishy/
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