『けいおん!』記事量が膨大に 改めてwikipediaとネット文化を考える
投稿日 | 8月 15, 2010 | 1 Comment
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誰でも編集できるフリーのweb百科事典、wikipedia。調べ物や書き物をする際にもはや欠かせないサイトとなったが、「誰でも編集できる」という特性のせいで、主に日本語のページでおかしな事態も起きている。
アニメ第二期が絶賛放映中の漫画『けいおん!』の項目で、登場人物紹介の欄が膨大な分量に達しているというのだ。
◆ wikipedia日本語版は殆どがアニメや漫画
これは時間のある熱狂的な『けいおん!』ファンが書き込んだものと思われる。これに関連して、日本語版wikipediaは、全項目の8割がアニメ・漫画・芸能人などのポップカルチャー関連だという調査結果もある。
wikipediaは無料で閲覧・使用でき(フリー)、誰にでも簡単に編集できる(オープンソース)ことで、世界中の人たちの「集合知」となっているサイトだ。その特性とコンテンツの魅力、そして日本人ユーザーのオタク性が合わさって、今回発覚したような「事件」が起きたのだとも言える。
◆「web2.0」「フリー」の次に来るものは何か
米ITの聖地・シリコンバレーで活躍する経営コンサルタント・梅田望夫さんが、著書『ウェブ進化論』でオープンソースなどの誰にでも開かれたインターネット文化を「web2.0」として紹介したのが2006年。
米『WIRED』誌の変編集長・クリス・アンダーソンさんが、グーグルをはじめとする企業がサービスを無料で提供するビジネスモデルを「フリーミアム」と名づけたのが2009年。
インターネットの世界的な新潮流は、アメリカから発信されてくることが多いようだ。日本発のネット文化というと、西村博之さんの「2ちゃんねる」と「ニコニコ動画」、まつもとゆきひろさんの開発したプログラム言語「Ruby」などが挙げられる。
先述したwikipedia日本語版の項目をサブカルチャーが大半を占めていることと合わせて考えると、ITにおける日本の可能性は、サブカルチャー、あるいはアンダーグラウンドにあるのかもしれない。
(小山内)
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※画像は、サイト「ノート:けいおん! – Wikipedia」からのスクリーンショットです。
(関連リンク)
ニコニコVIP2ch wikipediaでけいおんの編集したやつキモすぎ
小山内 聡(おさない そう)
漫画とアニメとゲームが好きで軍事オタクの文系大学生。趣味はノンフィクションを読むこと。はてなダイアリー『日の丸海賊団』で書評を書いています。
http://d.hatena.ne.jp/kurohige-ossadot/
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