不妊治療、重すぎる女性の肉体的負担 離婚原因に?
投稿日 | 9月 7, 2010 | 1 Comment
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結婚式のケーキカットを、「夫婦はじめての共同作業」などと例えることがあります。
本当にはじめてかどうかは置いておいて、確かにナイフを握っている一方が上の空だったり、嫌がって呼吸を合わせようとしなかったら、ケーキはまともにカットすることは出来ないでしょう。
不妊治療もまた、夫婦の共同作業のひとつであるといえます。
基本的に婚姻した夫婦でなければ不妊治療は受けられないからです(話題の人・野田聖子氏の妊娠はグレーゾーンの模様)。
はてな匿名ダイアリー「夫はタネなし人でなし」では、不妊治療を共に受ける夫が自分に対しての気遣い、労いが足りないといった不満が綴られ、そこには賛否両論のコメントが寄せられています。
ここで少し、「不妊治療」の種類について紹介しましょう。通常おおよそこのような段階を追って行われています。
■不妊治療にも段階がある
1. タイミング法
排卵日を狙って性交渉を行う。最も初歩的な治療法。
2. 人工授精
採取した精液を注射器によって直接子宮内に送り込む方法。受精自体は自然に任される。
3. 体外受精
培養液の中に卵子と精子を入れて受精するのを待ち、女性の子宮内に移植する。
4. 顕微授精
精子の数が極端に少ない、動きが鈍い場合に行われる。針を使って卵子に穴を開け、精子を注入する。
通常、段階が進めば進むほど、女性の肉体的負担は大きくなります。卵子の採取、移植のたびに器具を入れられ、排卵誘発剤を毎日注射することもあります(ダイアリーの主がその模様)。
その点、男性は一貫して「精液を出す」事のみを求められます。器具を入れることも、薬の副作用に苦しむ事もなく、女性の体内、あるいはコップの中に精液を出すだけです。
■夫婦の役割の違いからすれ違いに至るケースも
命が授かるか授からないかの場面で、この負担の差はとてつもなく大きいです。この温度差を埋めることが出来ず、結局離婚に至ってしまう夫婦も珍しくはないようです。また一方で、お互いの立場の違いを理解しようと歩み寄り、より絆が強くなったという夫婦もいます。
最初から以心伝心で共同作業が出来る二人なんていません。ケーキカットですら掛け声を合わせなければ出来ないのです。
子供は親も、生まれてくる時代も選べません。世知辛い世の中ですが、せめて笑っている両親の元に生まれてきてもらいたいものです。
(荒井)
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(参考リンク)
・夫はタネなし人でなし
・不妊治療の種類
荒井彩(あらい・さやか)
東京近郊在住のフリーライター。喫茶店めぐりと特撮鑑賞が趣味。
ブログ「あるみかん」http://arumikan111.blog109.fc2.com/
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