鴻上尚史さん「僕は恋愛のルールを破ろうと思っても破れない人間」~【連載第1回】映画『恋愛戯曲~私と恋におちてください。~』の監督・脚本・原作の鴻上さんに、あえて映画ではなく、「恋愛」について聞いてみた。~

投稿日 | 9月 24, 2010 | 2 Comments

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2010年9月25日、日本公開の映画『恋愛戯曲~私と恋におちてください。~』。原作は舞台脚本ですが、映画化するにあたり、現在の恋愛事情をふんだんに盛り込んだ新しい脚本で書き下ろしたそうです。

そんな鴻上さんに、非モテタイムズは、あえて映画の話はしないで、思い切って「恋愛」について聞いてみました。

さて、本誌は、過去に2度上演された舞台版『恋愛戯曲』の当日に劇場で配られた鴻上氏によるごあいさつ文「ごあいさつ」をなんとか入手。「ごあいさつ」には、その時々の鴻上氏の気持ちが凝縮されていて、書籍化されるなど(「鴻上尚史のごあいさつ―1981‐2004」)ファンならずとも胸を打たれる一冊になっています。さておき、当時の『ごあいさつ』の中から、鴻上さんご自身の恋愛について書かれた個所を元に、恋愛についてお伺いしてみました。

■「僕は恋愛のルールを破ろうと思っても破れない人間。だからこそ恋愛が好き」

― インタビュアー(めがねおう、以下略))間もなく公開の映画、『恋愛戯曲~私と恋におちてください。~』ですが、原作は舞台です。その舞台上演当時、鴻上さんは、お客さんへのごあいさつ文の中で、次のように書かれています。

『愛にルールがあるとすれば、愛のルールを守ろうと思っても守れない人と、愛のルールを破ろうと思っても破れない人』

それは、恋愛のルールを軸にした2通りの分け方です。それぞれの人への鴻上さんのやさしい目線を感じます。

そして、続けて、次のようにつづっています。

『(僕は)恋愛のルールを破ろうと思っても破れない人間だと気づいて、だからこそ恋愛が好きなんだ』

まさに、ここに僕はシンパシーを感じるわけなんです!

鴻上さん「破ろうと思っても破れない人間に?どして?」

― だって、モテない人って、「恋愛のルールを大切にする人」が多いと思うんです。人の気持ちに土足で踏みいらないようにしようとか。破ろうと思っても破れないんです。

鴻上さん「なんだ、そのモテない人って。そもそもこのインタビューの目的はなんなの?(笑)」

― 鴻上さんの恋愛を聞きたいんです。

鴻上さん「ききたい、なんで?」

― だって勇気もらいたいですもん。

鴻上さん「え? 勇気をもらいたい、ははは。わかりやすいな、それ。なんだそれ。(笑)。でもさ、非モテっていうかモテないって言い切った瞬間、モテないぞ。」

― モテるって言い切ったほうがいいですか。

鴻上さん「モテるってのも嘘だから。でも、モテないって言って自分のマイナスを積極的にアピールすることはないだろう。ま、黙っておけばいいんじゃないの?」

― でもこれが不思議なもので、あの今、あえて「モテない」と言うことで、「モテる」というジャンルもあるくらいなんです。

鴻上さん「ああ、そうそう。ひねってなあ。」

―はい。だから、本当にモテない人が、その陰で苦しんでいたりもします。

鴻上さん「だから自分ではモテる、モテないを考えない。だってさ、モテるモテないは結果なわけだ。女の人の婚活が失敗する例でもあるけど、婚活をテーマにしてしまうと、そこに恋愛が挟まらなくなってしまう。モテるモテないは何かをした結果、モテるモテないなわけで、モテるモテないをテーマにしたら、それは婚活かホストにしかならないじゃないか。」

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たしかに、婚活は、男女が結びつく目的が丸見えです。だから、婚活する女性が「年収」を条件に挙げていたりするのをメディアが報道するのをみると、なんだか嫌な感じがしまうのかもしれない。そんなことを女の人に言われたら、男たちは恋愛する気になれなくなっちゃうと。モテる条件が、「年収」とされてしまうことってどうなんだろうと。

モテるために、一生懸命お金をためる。モテるために一生懸命にいい靴をはく。それをしている人たちもいるけど、その競争にくっついて行ったらとても疲れそうだ。

そんなふうに考えていると、モテる、モテないについて考えてばかりいるのをやめた方がいんじゃないのと、なんとなく頭でわかってきます。モテるために何をするか、ではなく、モテるという意識をいったん横に置いて、まず何をするかが大事なんだということも。

では、一体何をすればいいのだろう。鴻上さんは続けて語ってくれました。

次回は、第2回、『僕たちは賢くなって恋愛に対する批評する力をもった』です。(編集長)

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鴻上さんの監督した映画情報


『恋愛戯曲~私と恋におちてください。~』

人気劇作家・鴻上尚史の大ヒット舞台「恋愛戯曲」を、鴻上自らメガホンを取って映画化したラブコメディー。台本が1行も書けなくなってしまった女性脚本家(深田恭子)が、「何でもするから書いてくれ」と懇願するテレビ局のプロデューサー(椎名桔平)に、「わたしと恋に落ちて!」と迫ることから始まる騒動を描く。4年半ぶりの映画主演作となる深田恭子、『アウトレイジ』の椎名桔平。塚本高史、中村雅俊、清水美沙ら多彩な面々が脇を固める。

・映画『恋愛戯曲~私と恋におちてください。~』公式サイト http://koiochi-movie.jp/

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