松本龍・環境大臣兼防災担当大臣に関心高まる

投稿日 | 9月 23, 2010 | 2 Comments

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菅改造内閣で、環境大臣・防災担当大臣に福岡1区の7回生の松本龍さんが入閣したのは若干驚きました。しかし、それ以上に驚いたこと。内閣改造当日の9月17日だけで、グーグル・ヤフー検索で、「松本龍」で206PV(ページ・ビュー)、親族が経営する会社である「松本組 松本龍」と組み合わせた検索を含めると、300PV以上、「松本龍」関連のキーワードでこのブログに来てもらいました。昨年6月に書いたエントリー(松本龍さんがトップに 所得ランキングは2年連続で民主党)は1日で合計365PV(ページ・ビュー)読んでもらいました。

なぜ、松本さんにこれだけネット検索が集まったかということですが、これは、松本さんが「部落解放の父である松本治一郎の孫」であり、本人も「部落解放同盟副委員長」を務めている、ということでしょう。つまり「部落」と「大臣」という組み合わせが、これが日本におけるネット社会と親和性が高いということだと思います。しかし、「それがどうした?それより、大臣としての仕事ぶりはどうなの?」というのが圧倒的な2010年の世論でしょう。こういったネット検索の結果からも、時代が静かに、でも急速に動いていることが分かります。

官邸での就任会見や報道各社のインタビューで、松本さんは「未来の子どもたちから地球環境を預かっている」との心構えを示し、第174通常国会で、参院委員会で採決直前まで行きながら、閉会で廃案となった「地球温暖化対策基本法案(岡田・福山法案)」について、「速やかに(第176)臨時国会に提出して成立させる」と明言。その中で、「国会審議の中で、よい案が出てくれば取り入れたい」として野党からの修正可決に柔軟な姿勢を示しました。これは第174通常国会で、元環境大臣で公明党政調会長の斉藤鉄夫さんが、当時の環境大臣の小沢鋭仁さんの答弁に納得しない場面が多々見られ、審議が滞ったことが念頭にある、と私は推測しています。また、野党時代の民主党地球温暖化対策本部(本部長・岡田克也副代表、事務局長・福山哲郎参院政審会長)がつくった「2020年に1990年比で25%削減する中期目標」について、「(09マニフェストを掲げた衆院)選挙のころは非常に高いと思ったが、志(こころざし)高くやる!」(日経20日11面)と述べました。

「民間人です」さんが応援している来月の名古屋での「COP10(生物多様性条約第10回締約国会議)での遺伝資源の利用ルールを定めた名古屋議定書については「先進国と途上国の意見をとりまとめ、後押しする」として、国連総会で各国の環境大臣との下ごしらえに意欲を示しました。松本さんは衆院環境委員長を2回やっています。

一部情報では、国際会議が多い環境大臣と防災担当大臣は両立しにくいのではないかとの意見を仙谷由人官房長官に申し入れているという話もあり、地位や評価に執着しない「お坊ちゃん大臣」の良い面が表れており、期待したいと思います。

戸籍法第107条1項は「やむを得ない事由によって氏を変更しようとするときは、戸籍の筆頭に記載した者及びその配偶者は、家庭裁判所の許可を得て、その旨を届け出なければならない」とあります。この戸籍法は1947年12月22日に、戦前の戸籍法を廃止する格好で、公布されました。家父長制廃止に伴う立法措置で、これは戦後ニッポンわが国民が自ら洋々たる前途を切りひらくために判断した、ということでは残念ながらなく、進駐軍(GHQ)命令である、というのが定説です。

手前味噌な話で恐縮なのですが、私の祖父は、農業を兼ねながら、長野県篠ノ井市、1966年に長野市に合併していますが、篠ノ井市の市会議員をしていたことがあります。島崎藤村の『破戒』とは同じ長野県でもかなり場所が離れていますが、それでも、集落にはまったく不合理に言われなき差別を受けている方がいらして、その方々がある2つの苗字に集中している傾向があることに気付いたそうです。で、その方々に、この戸籍法第107条を使って、「苗字を変えたらいい」と説得して、書類を代書して、列車に乗って長野家庭裁判所まで一緒に行って手続きをしていたそうです。、ご近所さんからは「幸隆さん、そんなことしても一銭の得にもならないからやめなよ」と言われ、祖母は「畑仕事を全部押しつけられた」と怒っていましたが、選挙は強かったようです。私は入れ替わりで、祖父の顔を知りませんが、合理的な人だったんだろうと思います。

私は東京で生まれ育ったので、同和問題という言葉を知ったのは中学3年の教科書です。中学生のころ、神宮球場に野球見物に出かけたら、試合中のグラウンド整備の合間に、オーロラビジョンから「法務省からのお知らせです!」というコマーシャルが突然流れ、面食らいました。そのコマーシャルを見て、いっしょに行った友人と「これ、あれじゃね、マンデラさんの南アフリカのアパルトヘイト(人種隔離政策)のことじゃねえの?」などと話しましたが、まさか我が国の現在形の話とは思いもよりませんでした。後で知ったのですが、その友人のお父さんは公明党の区議会議員だったんですが、東京っ子というのは知らないんです。全国から学生が集まる早稲田大学に入学して以降に、この問題を口頭で詳しく教えてくれた学生がいて、彼は現在衆議院議員をしています。

「部落解放の父」の孫が入閣して、それが別段違和感がないというところに、前に進んでいるという手応えを感じます。

私も毎日ログ解析をみています。もしも、私がアクセス数を増やすことを目的にこのブログを書くなら、ログ解析から導かれる戦術はひとつ。「小沢と検察」をテーマをどんどん書くばアクセス数はうなぎ登りになるでしょう。そしてそれを見て、「小沢とマスコミ」を書いて、「検察とマスコミ」を書いて、と繰り返すと、情報がある方向にスパイラル、拡大再生産していってしまい、ネット世論とリアル世論が大きく齟齬をきたすことになります。さきの代表選では、ネット世論と、テレビ・新聞世論に著しい乖離現象が生じました。

私がブログを書いている目的は、「日本における二大政党デモクラシーの定着」であり、「小沢と検察」、「小沢とマスコミ」は別です。例えアクセス数が少なくても自分が書きたいことを書く。政権交代から1年経って、主な政治ブログと私のブログの内容が随分変わってきたようですが、私は自分の書きたいことを書き続けます。

(ブロガー特派員宮崎信行氏のブログ「国会傍聴記by下町の太陽」より寄稿)

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宮崎信行(みやざき・のぶゆき) 政治ジャーナリスト・国会ウォッチャー。元日経新聞政治部記者。東京生まれ、早大政治学科卒業。学生時代から、非自民勢力による政権交代可能な二大政党デモクラシーをめざす。日経入社後は、橋本龍太郎総理番記者、首相官邸、民主党、連合、旧総務庁、神奈川県庁、横浜市役所を担当。激務で体調を崩して退社し、療養する。新聞記者時代にできなかった「国会傍聴」を中心としてジャーナリズム活動を再開。2007年8月から日本初の国会傍聴ブログ「国会傍聴記by下町の太陽」を開設し、好評を博す。読者には、民主党議員や大手マスコミ政治記者も含まれており、政策、政局、選挙で一定の影響力を持つ。民主党サポーターだが、政権交代後は元官邸担当の経験も踏まえ、民主党政権に厳しい注文も付ける。メリハリを付けたブログ執筆を心がけているので、時々変化球・冗談が含まれていますので、ご注意ください(笑)。


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