『文学賞タイトルにひそむセクハラワード』 ――細かすぎて伝わらないセクハラシリーズ第5回

投稿日 | 11月 4, 2010 | 2 Comments

このエントリーをはてなブックマークに追加 Yahoo!ブックマークに登録 このエントリをlivedoorクリップに登録
 

世の中に潜む様々なセクハラの事例を暴いてきた「細かすぎて伝わらないセクハラシリーズ」。今回は小説のタイトル編です。

巷では今、水嶋ヒロさんがポプラ賞を取ったことが話題になっていますね。 ここでやっぱり気になってくるのがセクハラワード。幸い水嶋ヒロさんの処女作「KAGEROU」にセクハラワードは入っていないようですが、小説のタイトルにはしばしばセクハラワードが入ってきてしまうものです。

一体、小説のタイトルにどんなセクハラワードがまぎれてしまうのか、自分が小説を書くときにはどんなタイトルをつけたらいいのか、一緒に見ながら考えて見ましょう。

■夏目漱石の小説は危ない隠語だらけ

まずは、誰もが知っている小説家夏目漱石。驚くことに彼の小説のタイトルには危ない隠語がちりばめられています。ざっと目に付いたものをあげていきますと、

「草枕」

草の枕ということで、野外での性的な接触をイメージします。これは危ないですが、ややマイルドな表現なので許される範囲内かもしれません。

「我輩は猫である」

ネコといえば、もちろん受け手の方を意味する隠語になります。「我輩はネコである」って言い切っちゃっていますからこれはもうアウト。ただし、ネコ・タチという表現が漱石の時代に広く普及していなかった可能性もあるので、これはしょうがないのかも。

「門」

肛門やその他の穴をイメージするので若干危ない感じですね。今だったら別の表現に帰るべきかもしれません。

「坊っちゃん・三四郎」

男性同士の性愛をイメージしてしまいますね。三四郎は男の名前だけだとどぎついので「三四郎の物語」、坊ちゃんは「田舎に来た先生」と言う感じに直すといいかもしれません。

■芥川賞よりも直木賞の方がセクハラ率が高い

さて、最近の小説はどうでしょうか。wikipediaで2大文学大賞ともいえる芥川賞と直木賞の受賞作品の、ここ10年ほどのタイトルをざっと見てみると(以下参考リンク参照)危ないキーワードが沢山並んでいる印象を受けます。 芥川賞ですと、

「介護入門/モブ・ノリオ」

介護の仕方を教えるうちに…というようなAVや同人誌のシュチュエーションが軽く浮かんでしまいますね。

「蛇にピアス/金原ひとみ」

ヘビ=男性器の象徴、ということでなんだか痛そうですね。

「花腐し/松浦寿輝」

花は女性器の象徴、ということでなんだか匂いそうですね。

「蹴りたい背中/綿矢りさ」

余裕でSM系の想像が出来てしまいます。むしろ蹴られたい背中、背中蹴られたいよ! 一方の直木賞はざっと並べると、

「桜庭一樹『私の男』、朱川湊人『花まんま』、熊谷達也『邂逅の森』、桐野夏生『柔らかな頬』、山本文緒『c』、重松清『ビタミンF』、松井今朝子『吉原手引草』、なかにし礼『長崎ぶらぶら節』、中村彰彦『二つの山河』、石田衣良『4TEEN フォーティーン』」

と大量です。 全部解説すると大変なので一部だけ解説すると、

「長崎ぶらぶら節/なかにし礼」

ぶらぶらという語感がもういやらしい。ぶらぶらが長いんですよ? 先っぽなんですよ?

「二つの山河/中村彰彦」

二つの山はもう女性の胸を象徴しているのでもうアウトです。

「ビタミンF/重松清」

「ビタミンFって何のことよ~?」「肌にいいんだぜ!これさっ」ということでこれもあぶないですね。 全体的に見て直木賞の方が若干セクハラ率が高い様な気がします。しかし、大衆小説というククリもあるので、多少内容的にもそういう方向に走りやすいわけで、これは仕方が無いのかもしれません。

いかがでしょうか。 たかが小説のタイトルといえど、うっかりすると大変なセクハラワードが忍び込んでしまうものなんですね。みなさんも小説を書くときは出来るだけ言葉を選んで、シンプルに、誤解の無いタイトルを心がけましょう!

(peropero)

※あくまでperoperoさんの個人的な考えですので軽く読み流していただければ幸いです。(メガネ王@非モテタイムズ編集長)

非モテタイムズのツイッターをフォローしてかかさずチェックしよう!

peropero ぺろぺろです。デザイナーさんみたいなことをしています。 ・迷走厨房 http://d.hatena.ne.jp/meisou_chubou/ ・ぽんぽんちゅうどく http://d.hatena.ne.jp/pero_pero/ ・ツイッター http://twitter.com/peroperopero/


あなたにオススメの記事!


はてなブックマーク Yahoo!ブックマークに登録 このエントリをlivedoorクリップに登録

ブログパーツ
Powerd by AZlink

コメント

2 Responses to “『文学賞タイトルにひそむセクハラワード』 ――細かすぎて伝わらないセクハラシリーズ第5回”

  1. 女性は要注意!繊細な男性が傷つくセクハラワード――『細かすぎて伝わらないセクハラシリーズ』第7回 | 非モテタイムズ
    11月 19th, 2010 @ 6:06 PM

    [...] 『文学賞タイトルにひそむセクハラワード』 ――細かすぎて伝わらないセクハラシリーズ第5回 [...]

  • Twitterで友達に教える

  • カワイイ携帯サイトを登録


    当サイトがお気に召しましたら、携帯サイトで通勤通学のお供にどうぞ!

    デザインも可愛いよ!

  • 非モテタイムズについて

    非モテタイムズは、ワンランク上の非モテを目指す、非モテ目線のニュースサイトです。

    ■運営:非モテSNSモテない人コミュニティ 非モテ+(非モテプラス)

  • 最新ニュース

  • オススメ商品

    Powerd by AZlink
  • 月別アーカイブ

  • 記事に関するタグ

    2ちゃんねる twitter はてな匿名ダイアリー アニメ イケメン インターネット エッチ オタク カップル キャラクター ゲーム コミュニケーション セックス ツイッター デート ニュース ネット ネット上 ファッション メイド喫茶 モテる リア充 仕事 可愛い 告白 女の子 女性 好き 彼女 彼氏 恋人 恋愛 映画 漫画 男子 男性 画像 異性 童貞 結婚 話題 趣味 非モテ 非モテタイムズ 魅力