『旧約聖書、男と女の裏切りのラブストーリー』――メイド喫茶元オーナー・ヒロN式『脱・非モテ講座』第53回

投稿日 | 12月 19, 2010 | 3 Comments

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―「メイド喫茶元オーナー・ヒロN『脱・非モテ講座』」は、メイド喫茶元オーナー・ヒロN氏が、メイド服を脱いだ素顔の女の子と接して得たノウハウを非モテタイムズで教えるコラムです。―

ラブストーリー好きですか? クリスマス、好きですか?

全部嫌いです。興味ありません。というヒトも多いでしょうね。

ラブストーリーというと、イケメンと美女が出てきて、「好きだよ、いけ子」「あああ、アタシも愛してるわ、いけ男」ブチュー、なんてのを思い浮かべがちですが、僕が今回ご紹介するラブストーリーはちょっと違います。でもこれも立派なラブストーリー。だと思うんだけどなあ。

では、クリスマスに因んで、旧約聖書の世界から。早速お話を始めましょう。

時は、旧約聖書の時代だから、紀元前も紀元前の大昔。イスラエルという国(今のイスラエルではない)にサムソンという英雄がいた。サムソンはものすごく強くて、敵対するペリシテ人を何度も撃退し、何千人ものペリシテ人を殺し、イスラエルの民を守った。

このサムソンの英雄エピソードはいろいろあるのですが、つまり、サムソンは超マッチョで超豪傑。ハリウッド映画なら、ラッセル=クロウあたりが演じそうなキャラクターである。昔のことだから、野蛮だし残酷。野獣みたいな精気にあふれた男。究極の肉食男子ですな。だから、セックスも強い。(という記述はなかったけど)

で、サムソンはいろいろな女を愛するのだけれど、ひとりの女にはまってしまった。その女の名は、デリラ。う~む。名前からして、ちょっとそそる名前ではありませんか? スージーとかキャロラインとかいう名前ではなく、デリラ。ちょっと妖艶な、むちむちなエロい感じがする。ハリウッドなら、アンジェリーナ=ジョリーあたりに特殊メイクさせて、バストとヒップを20センチくらいUPさせて、局部しか隠していないようなちっちゃい布の衣裳を着せて、腰をくねらせて、登場させるところですなあ。デリラの容貌の描写は、出典にはあまりないのですが、超マッチョで超肉食男子のサムソンを相手にするくらいなんだから、やっぱりダイナマイトバディだったんだろうなあ、と後世の人間は、勝手に想像するというか妄想するわけですよ。

サムソンはこのデリラにはまる。デリラは、サムソンとどんなエッチなことをしたんだろうか。あんなこともこんなこともしたんだろうなあ。もともとサムソンは、きっと精力絶倫だったんだろうから、すげえ気持ちよかったんだろうなあ。などと、想像に想像を重ねるわけですよ。

で、そんなめくるめくエロい日々を送っていたサムソンだったが、やがて、宿敵ペリシテ人の魔の手が伸びる。サムソンに何度も撃退されて、同胞を何千人も殺されていたペリシテ人は、なんとかサムソンをぶっ殺そうと機会を狙っていたんだけど、超人的に強いサムソンには弱点がない。いろいろ試しても返り討ちにあってしまう。でも、いくら強いからって言っても、サムソンだって人間だ、なんか弱点があるはずだ。そうだ、京都にいこう!じゃなかった、デリラに訊こう!と、デリラを買収してしまう。その辺、デリラがなぜ買収されたのか、結構な人間ドラマがあったと思うのだが、出典の旧約聖書には何も書かれていない。とにかく、デリラは、ペリシテ人に買収された。

「ねえ、サムソン、あなたの弱点って、なんなのかしら」

とデリラは甘い声で、サムソンの胸をつんつんしたりしながら、探りを入れる。

「えええ、なんだいお前、なんでそんなこと知りたいんだ」

「だってえ、あたし、あんたの全てを知りたいのよ。あああ、愛してるのよ、サムソン!あああああ」

みたいな会話が夜毎交わされる。しかし、サムソンはごまかして答えない。つまりサムソンは、デリラの裏切りをうすうす気づいていたふしがある。サムソンは、デリラが怪しいなあ、と思いつつもデリラを離さない。デリラのエッチな魅力にやられて、離れられなかったのかもしれない。

「ねえ、あなたあ、もうじらさないで教えて。いやいやいや、サムソンンン」

「オレの弱点は、お前だよ、デリラ」

「ああ、だめえ、そんなところ。ごまかさないでえ!」

とか、毎晩、繰り返される男と女のラブゲーム。で、とうとうデリラは、サムソンから弱点を聞き出すことに成功する。で、それをペリシテ人に教えた。

「ようやったのう、デリラ。おまえ、役に立つやんけ」

でもペリシテ人は、またサムソンに撃退された。サムソンがデリラに教えた弱点はウソだったのだ。それを繰り返すこと3回。で、デリラも追い詰められた。

「デリラ! おめえの情報は、ガセばかりやんけ! 今度ガセつまかせたら、命はないでえ」

とペリシテ人におどかされた。

デリラ。

「お願い、サムソン!本当のことを教えて、そうしないと、あたし、あたし」

とデリラは、泣き崩れる。それを見ているうちに、サムソン、ふと、魔がさしてしまった。デリラがかわいそうになってしまった。破滅すると知っていて、デリラに本当のことを言いたくなってしまった。

「おれは、髪の毛を剃ると、力が失われるんだよ」

サムソン、さんざん、デリラに骨抜きにされて、ぐっすり寝込んでしまった時、デリラに髪の毛を剃られてしまい、最後は、ペリシテ人に捕まって、殺されてしまう。

これが、旧約聖書「サムソンとデリラ」の物語。旧約聖書は、ただの古くさい教典みたいだけど、実は、人間ドラマの宝庫。シナリオや小説を書きたいヒトは、ぜひ研究してみるといい。そして、この「サムソンとデリラ」。男と女のせめぎあい、男と女の微妙な愛の関係をよく表しているラブストーリーだと思うんですよ。深いなあ「サムソンとデリラ」。たまには、こんな物語に触れるのもいいんじゃないですかねえ?

さて、次回は、また、元のペースに戻りましょう。久しぶりにライトに恋のノウハウでも語りましょうか?

「そもそも、女の子は、どういうポイントで、男子を好きになるのでしょうか?」

って、究極の質問じゃん。次回は、これを語ろう!

(ヒロN)

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ヒロN
コラムニスト。コピーライター。プランナー。1958年生まれ。生物学的にはおっさんですが、精神年齢的には、中学生程度です。2005年から2008年までメイド喫茶を経営。その経験を活かし、「女の子の取扱い説明書」なる本を書きました。著書「メイド喫茶元オーナーが書いた女の子の取扱い説明書」「男のダイエット」「脱力系シニアライフのすすめ。」(いずれも無双舎刊)

・ヒロN氏のブログ 「ヒロN式!


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コメント

3 Responses to “『旧約聖書、男と女の裏切りのラブストーリー』――メイド喫茶元オーナー・ヒロN式『脱・非モテ講座』第53回”

  1. A
    12月 20th, 2010 @ 12:57 AM

    はじめまして。
    「メイド喫茶元オーナー・ヒロN『脱・非モテ講座』」いつも楽しみにしております匿名希望と申します。

    さて、ご質問なのですが、
    女の子はひたすら話を聞いてあげればよいと良く言われますが、何を聞いても一言しか返して来ないようなコによくブチ当ります。あれやこれやと聞いている内に尋問のような感じになって、更に雰囲気が悪くなる事もしばし。

    向こうはルックスなどでコチラに全く興味が無いときに興味が無い事の無言のアピールかと推測していますが、いかがでしょうか。また、このように会話が成立しない女の子と会話を成立させるにはどうしたらよいでしょうか?

    よろしくお願いします。

  2. 「女の子はイケメン好き。で、何か?」――メイド喫茶元オーナー・ヒロN式『脱・非モテ講座』第89回 | 非モテタイムズ
    4月 6th, 2011 @ 9:03 AM

    [...] 『旧約聖書、男と女の裏切りのラブストーリー』――メイド喫茶元オーナー・ヒロN式『脱・非モテ講座』第53回 [...]

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