サインをしらない「非モテ」

投稿日 | 5月 15, 2010 | コメントは受け付けていません。

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「非モテ」といっても、女性にまったく見向きもされない男性もいる一方で、女性には相手にされているし、好かれているのですが、その「サイン」を見逃している、鈍感な男性もいます。そのため、「非モテ」といっても、一つに集約されないのです。今回は「サイン」の見逃しについて述べたいと思います。

最近、女性と恋バナをしていると、「告白してもふられることが多い」ということをよく聞きます。私は当初、「男性から女性に告白する」よりも、「女性から男性に告白する」ほうが、確率が高いと思っていました。私が想像していたのは、「常日頃、女性への性的欲望をはじめ、女性との付き合いを憧れている男性が多いために、女性から告白されれば、男性が断る確率は低いのではないか」というものです。しかし、女性から聞くと、現実は違うようで、男性から断られる確率は高いようなのです。

もちろん、女性からの告白の場合、もっともシンプルなのは「好きです」とか、「付き合ってください」など言葉によるものです。言動が明白なので、いくら鈍感な男性でも「これは告白だ」と思うでしょう。「騙されてないよな」と被害妄想的に思うことがあっても、告白だと思う男性が圧倒的なです。男性は、その女性をどの程度好きなのかは別としても、「付き合いたい」という感情が芽生えれば、答えは「Yes」になります。

ただ、実際には明白な言動がない場合があります。女性であれ、男性であれ、恋愛をする上で傷つきたくないものです。告白前には、どのくらい関心をもたれているのかテストする「試し行動」がつきものです。つまり、「ヒント」を送り続けるのです。

たとえば、いつもよりも、二人の距離が近かったり、帰りたくないそぶりをしてみたり、お酒に弱い姿を見せたり、そして、終電を気にしない態度を取ってみたり。そうした「試し行動」で、確信を持った場合や、ふられる可能性が低いと判断した場合に、明確な告白がやってきます。

「試し行動」をしても、これまで通りの接し方で、態度が変わらない場合があります。試されている側が、「付き合うというよりは友達でいたい」などと思っていれば、「試し行動」をスルーして、いつもと同じような接し方をしていればいいのです。その場合、相手方は「この人は私に興味がない」と判断してくれます。これを指して、「ふられた」と表現する女性もいますが、大方は「告白しなかっただけ」と思うことでしょう。それほど傷つかないで済んだりします。

鈍感な相手の場合はどうでしょうか。「試し行動」に気がつかないのです。もちろん、「試し行動」があってから、急にその相手を意識し、恋をしてしまうケースだってあります。恋とまではいかないまでも、気になり続けたりします。結果として、試された側が告白することだってあります。しかし、「試し行動」に気がつかないのですから、恋愛的な意味で、相手を意識することができません。

たとえば、いつもは終電を気にする女性なのに、今夜はなぜか気にしていない場合は、もしかすると女性側は「試し行動」をしているのかもしれません。しかし、勝手に男性は「飲みたいのかな?」と思い込む。その場合、「試し行動」はまったく無意味になります。そして、女性は、いつもよりも近づいて話をして「試し行動」をしますが、男性は「酔っているだけ」と思ったりします。さらに、女性が恋愛相談をして「試し行動」を繰り返しても、男性は真剣に話を聞くだけで終わったりします。一人暮らしで、かつ女性の家が近い場合、「彼氏がいる」と言っているのに、家に泊めるのは、「試し行動」と考えてもよいケースです。

こうした「試し行動」をされているのに、ある男性は「非モテ」を自称しています。しかし、この男性は「非モテ」というよりは、女性が仕掛けた「試し行動」に鈍感で、結果として「非モテ」状態になっているだけなのでしょう。しかも、こうしたことが一度だけではなく、何度も繰り返されているのに鈍感で、学習しないのです。

なぜ、鈍感になったのでしょう。もちろん、恋愛経験が少ないというのもあるかもしれません。もしかすると、恋愛的な意味で、「傷つきたくない」と思うあまりに、「自分が好かれるはずがない」と思い込み、すべてを悲観的に考えしまっているせいではないでしょうか?

(文:渋井哲也 イラスト:あずみ)

※渋井哲也さんのコラムは隔週連載(土曜または日曜)です。

渋井哲也 しぶい・てつや
1969年 栃木県生まれ。フリーライター。
長野日報社退職後、フリーランスに。主な取材テーマは、インターネット・コミュニケーション(サービスそのものよりは、サービスによってどんなコミュニケーションが生まれるかに興味)ほか、若者の生きづらさ、自殺、自傷、恋愛、ネット犯罪、メディアなど。近著に「解決!学校クレーム そしてモンスターは消滅する」(河出書房新社)、「実録・闇サイト事件簿」(幻冬舎)ほか、「学校裏サイト 進化するネットいじめ」(晋遊舎)、「絶対弱者 孤立する若者たち」「若者たちはなぜ自殺するのか」(いずれも長崎出版)、「明日、自殺しませんか?」(幻冬舎)、「ウェブ恋愛」(筑摩書房)など。

サイト http://homepage3.nifty.com/sbtetuya/
ブログ http://ameblo.jp/hampen1017/

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