名作『メタルギアソリッド2』よくわからないタイミングで小説版発売

投稿日 | 3月 7, 2011 | 3 Comments

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―本誌ライターの小山内さんによる、コラム「オタク学」。「オタク的な分野×社会学」というテーマのコラムです。第47回です。―

世界中で大人気の潜入ゲーム、『メタルギアソリッド』(以下『MGS』)シリーズの一つ、『メタルギアソリッド2 サンズ・オブ・リバティ』の小説版(翻訳・文庫版)が先日発売された。

著者であるレイモンド・ベンソンさんの手による前作『メタルギアソリッド』のノベライズも日本では2008年に刊行されているが、今回の『MGS2』にしろ、前回の『MGS』にしろ、「リメイク版が発売されるわけでもないのに、なぜこのタイミングで?」という疑問が湧いてくる。

■故・伊藤計劃が描く『MGS4』ノベライズ版の衝撃

2009年にガンで亡くなったSF小説家・伊藤計劃さんは、デビューから二年という短期間の中で衝撃的な作品をいくつか残している。『MGS4』のノベライズ、『メタルギアソリッド ガンズオブザパトリオット』もそのひとつだ。

『MGS』シリーズは特に「監督」である小島秀夫さんの作家性が色濃く出た作品であり、伊藤さんは小島さんの熱心なファンだった。だからこそよくあるゲームのノベライズ的な軽いノリではなく、小島さんの世界観と伊藤さんの個性が強烈な化学反応を起こしたような、重厚な小説となっている。ちなみにこちらもベンソンさんのノベライズと同じ角川文庫から発売されているが、内容の直接的な繋がりはないようだ。

■『アーケード』、『スネークイーター』、『ライジング』…「完結した」はずのスネークの物語は終わらない!?

PS3で発売された『MGS4』では、主人公であるソリッド・スネークは細胞の老化が進んだ老兵士オールド・スネークとして描かれ、エンディングの描写をみる限り、実質的に「スネークの物語」は完結している。つまりスネークを主人公とした「その後の物語」を展開しようがないのだ。

だが、『MGS4』発売後にも、ソリッドとは別人の「ネイキッド・スネーク」という人物が主人公の『メタルギアソリッド ピースウォーカー』が発売されている。

その他にも『MGS4』のオンラインプレイを発展させたアーケード版『メタルギア アーケード』は稼働中だし、PS3/Xbox360では「雷電」という兵士を主人公にした『メタルギアソリッド ライジング』、そしてニンテンドー3DSでは『MGS3』のリメイクもしくは移殖版と思われる、『メタルギアソリッド スネークイーター』が開発中だ。いずれのゲームもソリッド・スネークの「その後の物語」を描くようではないらしい。

骨太な物語、壮大な設定、重厚なテーマ、複雑な伏線…『メタルギア』シリーズは20年以上に渡って愛され続け、様々な時代の様々な国を舞台に繰り広げられる壮大な「サーガ」である。筆者としては、そのサーガの中でも重要な意味を持ち、ゲームとしても傑作と名高い『MGS』や『MGS2』といった過去作品を、現在の最新グラフィック技術でリメイクして欲しいところだ。(小山内)

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