江川達也デビュー2作目「まじかる☆タルるートくん」より書きたかったテーマとは?

投稿日 | 3月 10, 2011 | 2 Comments

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―本誌ライターの小山内さんによる、コラム「オタク学」。「オタク的な分野×社会学」というテーマのコラムです。―

江川達也さんといえば、『BE FREE!』『まじかる☆タルるートくん』『東京大学物語』などで知られる漫画家だ。タレントとしてのTVへの登場機会も多く、とりわけ近年はそちらの方が本業の様に見えるほどだ。

江川さんは日本海軍の秋山真之(司馬遼太郎の『坂の上の雲』の主人公でもある)を主人公に、日本の近現代史を壮大なスケールで描いた『日露戦争物語』を『ビッグコミックスピリッツ』に連載していたが、日露戦争(1904年)どころか日清戦争(1894年)の途中までを描いたところで、打ち切られてしまったことで話題を呼んだ。

そんな江川さんは最近のインタビューで、デビュー後二作目の作品として、太平洋戦争時の連合艦隊司令長官・山本五十六をモチーフにした漫画を描くつもりだったと、最近のインタビューで明かした。

■『日露戦争物語』は近現代史ブームに乗った作品ではなかった?

江川さんのインタビューは、扶桑社から発行されている防衛省広報誌『MAMOR』2011年3月号の特集「今年、日本が元気で平和であるように。」に収録されている。

初連載作品『BE FREE!』がヒットした後の二作目として、山本五十六の漫画を描きたかったが、もろもろの事情で少年向けの『まじかる☆タルるートくん』へと、大きな方向転換をしたという。

『日露戦争物語』連載開始時は、小林よしのりさんの著作や歴史認識問題等で「日本の近現代史」が出版市場でブームになっていた。江川さんの言葉が本当なら、山本五十六と同じ海軍軍人を扱った近現代史モノである『日露戦争物語』は、当時のブームに乗った作品ではなく、長年江川さんの中で温められてきたライフワークともいえる作品だったのかもしれない。

■ビッグタイトルでがことごとく打ち切りに 現在は過去の人気作の続編を連載中

『東京大学物語』連載終了後の江川さんは、知名度の高い原作を自分流にアレンジして漫画化する、という試みを行っているが、ことごとく失敗に終わっている。『源氏物語』と『家畜人ヤプー』は打ち切られ、『BOCCHAN 坊っちゃん』と『戦争と平和~石原莞爾と宮沢賢治~』は掲載誌が休刊したためだ。

現在は『ビジネスジャンプ』で、『GOLDEN BOY II 〜さすらいのお勉強野郎 芸能界大暴れ編〜』という、江川さんの過去のヒット作の続編を連載している。

なお『日露戦争物語』は、小学館から版元を変えて、PHPから文庫版が刊行されている、と言ってもなぜか不定期に刊行され、現在12巻を数えるが今後の刊行予定は未定。連載時に描かれなかった日清戦争の残りと、日露戦争の模様が描かれるのかどうかも分からない。(小山内)

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