わいせつメール、上司と友人どっちから届くと厄介?

投稿日 | 3月 16, 2011 | コメントは受け付けていません。

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法務省は、先月9日に「コンピューター監視法案」について、わいせつ画像を不特定多数にメール送信することを規制することを盛りこむと発表しました。

この、「コンピューター監視法案」は、コンピューターウィルスの作成、取得、保管しただけで犯罪と認定する規定を柱としています。自公連立政権時代にも法案が提出されましたが、その中に共謀罪が盛り込まれていたため野党の反対などにより廃案に追い込まれました。

この法案について、興味深い言及がありました。

その言及は、PJ NEWS 909「児童ポルノだけではなくアダルトメールそのものを規制する「わいせつメール配信」規制」にあります。(参考記事参照)。それは以下のとおり。

「今回の規制案は、「わいせつ」な画像などの送信を規制しようとしている、その姿勢そのものに問題があると言える。「わいせつ」な画像には、それ単体での実害性はない」

これは、あくまで1つの考え方です。送信側の姿勢が問題だとしています。ただ、この言及は、メールの受け手について想定していません。筆者は、果たして送られた側の心理的影響はどうなんだろうと考えました。

そこで、わいせつメールの迷惑度を女性である筆者の視点から考えていきたいと思います。5つのケースに分けて話を進めていきます。添付された画像は同じものとし、本文は違うものと仮定します。

■ケース1、スパムなど、業者が一斉送信などの手法で送ってきた場合

一瞬たじろいじゃいますが、業者とわかった時点でブロックしたり削除すればいいだけなので、迷惑度はそんなに高くないです。手間はかかりますが、気持ちの負担は少ないです。

■ケース2、付き合いの浅い知人が送ってきた場合

心情的にはこれが一番厄介です。付き合いの浅さから、本人の意図を確かめようにもなんだか恥ずかしさが先に立って聞くに聞けない状態になります。送り先を間違えた可能性もありますが、それも含めて聞きづらいのです。その後、付き合いが深まれば「あの時どうしたの?」と聞けるかもしれませんが、今更ほじくり返してもなんだかなぁと思えばそのままにしておく可能性が高いです。

■ケース3、友人が送ってきた場合

「どうしたのよー?」と聞ける相手なので楽といえば楽です。うっかりでもなんでも、今度は気をつけてね、で終わります。それでもしつこく送ってきた場合は、なんらかの意図を感じ、距離をおくことになるかもしれませんし、親交が深まるかもしれません。

■ケース4、上司が送ってきた場合

明らかにセクハラです。会社のメールアドレスから送ってきたとして、会社のパソコンのハードディスクにそんな画像があることが問題ですし、個人のメールアドレスから誤って送ってしまった場合でも、間違えちゃいけない相手に送ってしまったのですから、何らかの形で謝罪を求めます。故意でもうっかりでも、こんな上司とはやっていけないので知人よりも対処はしやすいです。

■ケース5、彼氏(または夫)が送ってきた場合

添付ファイルを開けるまでウキウキしていたのに、そんな画像が目の前に飛び込んできたらドキッとします。でも、「どうしてそんなメールを送ったの?」と聞きやすいので、まず理由を確かめます。間違えて送ってしまったと言ってきたら、「相手は誰?」と聞きます。男性なら、「くれぐれも注意してね」で終わらせられますし、女性ならそこでお別れです。間違いでなければ、送った理由を深く掘り下げていくでしょう。

5つのケース、いかがでしたでしょうか。あくまで筆者の主観を元に述べてみましたが、同じ画像でも、送り手が誰かによって、迷惑度と対処法は変わります。

■ところで、わいせつって?

大辞林で調べてみました。

「法律で、いたずらに人の性欲を刺激し、正常な羞恥心を害して、善良な性的道徳観念に反すること」

とあります。人の性欲を刺激するとありますが、何に刺激されるかというのは人によってまちまちなのはいうまでもありません。週刊誌の水着グラビアで性欲を刺激される人もいれば、アダルトビデオでなければダメという人もいるでしょう。また、漫画やアニメなどじゃないとムリという人もいるかもしれませんね。

先ほど、筆者は同じ画像を送ってきたと仮定し、ケース1から5で迷惑度合いを考察しました。画像の内容まで言及しなかったのは、わいせつの定義が曖昧なためです。ケース1から5をよくご覧いただくと、送り主との関係性が迷惑度に関係するおそれがあること。たとえば、上司が水着グラビアの写真を送ってきた場合セクハラり当たる場合もありますし、彼氏がアダルトビデオのキャプチャ画面を送ってきたらとことん話し合って解決する場合もあるでしょう。また、引用に記載されたように、それ単体では実害がないという考え方もあります。「わいせつメール」の受け取り方は、人やケースによって様々であり定まっていません。

■ところで、この法案って……

「コンピューター監視法案」については、すでに様々な個人や団体から疑問の声が上がっています。現時点では、法案提出前ですから、最終的に提出される内容はまだわかりません。ただ、159回通常国会で提出された法案(参考記事参照)では、以下の通りです。

「わいせつな電磁的記録に係る記録媒体その他の物を頒布し、又は公然と陳列した者は、二年以下の懲役若しくは二百五十万円以下の罰金若しくは科料に処し、又は懲役及び罰金を併科するものとし、電気通信の送信によりわいせつな電磁的記録その他の記録を頒布した者も、同様とすること」

わいせつ画像のメールを送信しただけで罪に問われる内容になっています。定義が曖昧なものを法律で規制すると、拡大解釈が生まれる可能性があります。今後は、この法案の流れを注意深く見守っていきたいと思います。(宇野)

(参考記事)
時事ドットコム:わいせつメール送信に罰則=今国会に刑法改正案-法務省方針(http://www.jiji.com/jc/zc?k=201102/2011020900931)
法務省:犯罪の国際化及び組織化並びに情報処理の高度化に対処するための刑法等の一部を改正する法律案要綱(http://www.moj.go.jp/houan1/houan_keiho5_refer01.html)
PJ NEWS 909:児童ポルノだけではなくアダルトメールそのものを規制する「わいせつメール配信」規制(http://www.pjnews.net/news/909/20110223_3)


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