「紛らわしい」「恥ずかしい」映画の邦題の決め方
投稿日 | 6月 13, 2010 | No Comments
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「ひけらかすと非モテになる映画マメ知識」第4回は、映画の邦題の付け方です。ひけらかし過ぎに注意しましょう。
8月14日から、シネセゾン渋谷&シネ・リーブル池袋ほかにて全国順次公開される、ジョージ・クルーニー&ユアン・マクレガー出演「”The Men Who Stare At Goats」(山羊を見つめる男たち)の邦題が、『ヤギと男と男と壁と』になった。
これは、配給の日活が運営しているCS放送[チャンネルNECO]「千原ジュニアの映画製作委員会」の番組中に、千原ジュニアさんが名付けています。
映画のタイトルというのは時々取り沙汰されるが、「原題をカタカナにしただけだ!」とか、「以前あったタイトルと紛らわしくて覚えずらい!」とか、「窓口で言うのが恥ずかしい!」とか散々である。
そんな邦題って、どうやって決めているのだろうか?
日本で映画を配給している会社は、大きく分けると2つある。
アメリカに本社のある会社と、映画を買い付けて配給している日本にしかない独立系の会社である。
アメリカに本社のある会社の作品は、配給会社や宣伝会社が案を出しあって決めた邦題タイトルを本社に提出して、許可を貰い決定しているそう。
独立系の会社は、買い付けた時点で発想は自由のようです。
紛らわしいのが、映画祭上映と劇場公開でタイトルが変わったり、劇場公開とDVD発売になってからタイトルが変わるパターン。
昨年の東京国際映画祭で最優秀アジア映画賞を受賞した韓国映画の「旅人」は10月9日から公開が決まり、タイトルは『冬の小鳥』になりました。
6月26日から公開の「ユニバーサル・ソルジャー リジェネレーション」のサブタイトル原題は“A New Beginning”。
でも、全米でDVDブルーレイの発売にサブタイトルを“Regeneration”へ変えたそう。「再生」とか「復活」という意味なので、日本でも変更したそうです。
6月19日から公開のジャッキ-・チェン主演「ダブル・ミッション」の原題は“SPY NEXT DOOR”。
タイトルを変更した経緯は、ジャッキー演じるボブの表の顔は冴えないサラリーマン。でも裏の顔はCIAの敏腕エージェント。婚約をしている女性には3人の子供がおり、なかなか受け入れてくれず、子供たちと仲良くなるために試行錯誤。これが1つのミッション!
そしてその裏には大きな陰謀がありスパイとして、もうひとつのミッションがあり!2つのミッションがあるという意味で、邦題を決定したそうです。
そういえば、ジャッキ-の作品には「ファースト・ミッション」という作品もありましたね。
因みに自分の好きな邦題は、「最終絶叫計画」。ホラー映画のパロディー映画で原題は“SCARY MOVIE”でした。
邦題の意味は、最終=「ラストサマー」、絶叫=「スクリーム」、計画=「ブレア・ウィッチ・プロジェクト」を合わせたものです。
※木香さんのコラムは隔週連載(土曜または日曜)です。
(シネマナビゲーター木香圭介)
※画像はスクリーンショットです。
(画像引用元)
映画「ヤギと男と男と壁と」オフィシャルサイト
ダブル・ミッション
シネマナビゲーター:MOKKO(木香)
新作映画を映像媒体でナビゲートしたり、映画会社や映画祭へ面白い作品をナビゲートしている。映画の買い付けもしたことあり。
現在の出演番組
《ケーブルテレビ JCN関東「彩の国シネマ通り」》
http://www.jcn-knt.co.jp/community/bangumi/saicine/
《ネット放送 「映画予報テレビ」》
http://p-movie.com/preview.html
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