地デジ促した「砂嵐」再考 TV関係者すらアナログ多数
Posted on | 7月 5, 2010 | No Comments
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地上デジタル放送完全移行まであと約一年。アナログからデジタルへの準備を促すキャンペーンとして、7月4日午後5時59分からアナログのテレビでは1分間砂嵐になってしまう「全国一斉地デジ化テスト」が行われた。
どのチャンネルにしても砂嵐。これはウンザリするうえに恐怖感もかき立て、まだ準備のできていない各家庭はようやくデジタル化に動くだろう。
だが、それは積極的な姿勢ではなく、しぶしぶかもしれない。
残り1年を切ろうという時期に強硬策ということだろうが、ネット上では「勝手にしろ」と無関心の声も多い。
「これを機にテレビからラジオ化に移る」
「テレビの時間を読書に費やす」
「民放局のすくない地域に住む自分には関係ない」
テレビ番組を見逃したら次の日の話題についていけないというのはいまや昔。砂嵐キャンペーンが控えていようとも不安を感じるどころか、これをきっかけにテレビとの縁を切ろうというスタンス。これはもしかしたら画質よりもテレビ番組のクオリティをあげよというテレビ業界への警鐘なのかもしれない。
これまでテレビ離れが語られるときには、ネットの普及が持ち出されてきた。しかし、ラジオや読書をテレビの代替物に挙げている状況を考えるとネットの方が良いというよりも、テレビ番組はその他のコンテンツと比べ質が低いと受け止められていることが問題なのかもしれない。
(そんなテレビに期待していない人たちは、私が最近面白いと感じた番組を紹介した記事『肛門力-肛門という話題の共感力-』を見て頂ければ幸いです。面白い番組はたくさんありますよ。)
テレビ業界はコレをどのように受け止めているのだろうか。
◆テレビスタッフもアナログ派が大多数
かたや放送業界はどうか。私も超若手放送作家の一人としてとある会議に参加させて頂いているのだが、そこでも現在アナログ派というスタッフが大多数であった。制作に携わる者たちにとっても、まずは他の番組が何をしているのかという中身が最も重要なのである。
つまり、デジタル化のメリットの一つとして画質や音質の良さが挙げられるものの、誰もが画質や音質よりも番組としてのクオリティを重要視しているということだ。一体誰のためのデジタル化なのやら。誰もが質を重視する現在、砂嵐を流すなんて世間の声に逆行しすぎでは。どうせなら地デジに変えたくなるポジティブな1分間にして欲しかったものです。
例えば、今しか見れない1分間のエンターテイメントを見せて、地デジに前向きな気持ちにさせるとか。砂嵐よりはマシだったでしょう。
(ライター:近藤 編集:非モテタイムズ)
(参考リンク)
【放送】地デジ推進、ネガティブキャンペーン:アナログには砂嵐、画面サイズダウン [10/06/26]
「肛門力」-肛門という話題の共感力-
近藤
競馬と愛犬のトイプードルに夢中な放送作家1年生。写真はアイドルホースのユキチャン。いつかこんなカワイイ馬のオーナーになる夢を抱きつつ日々奮闘中です。
http://twitter.com/minoru1202
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